2013年4月20日土曜日

第3回専門部会

第3回専門部会が4月16日、県立長野図書館で開催されました。

報告事項として
1近代デジタルライブラリーのデータ利用依頼について
2翻刻版「新編信濃資料叢書」の著作権の許諾について
3ブログでの発信について(今後は専門委員も分担執筆していただき内容を充実していく)
4ADEACから画像データ・目録データのイメージサンプルの発表をいただきました。

協議・検討事項
1学識者調査、県立図書館所蔵調査及び市町村図書館調査分183点から
事業対象史資料を約100点に絞り込みました。
2翻刻及び現代語訳の凡例について協議が行われ、作業実施に向けて凡例が整備されました。
3翻刻の入力について
4原本についても検討が行われ
(1)近代デジタルライブラリー
(2)信州デジ蔵のデータ利用について協議が行われました。
5現代語訳について
6解説について
7謝金の単価等についても協議が行われました。

なお、県立長野図書館の松本新図書館長等からご挨拶があり、
八十二文化財団高田事務局長の傍聴がありました。
<4月19日>

2013年4月14日日曜日

第2回専門部会

第2回専門部会は、3月19日、松本市文書館で開催されました。
松本市文書館所蔵の「天保検地作法図」及び「分県建白書」の原本を見せていただき、翻刻、現代語訳等の検討が行われ、以下のことが決まりました。

1.先ず、原本を専門業者に依頼して写真撮影し、その写真によって今後の作業を進める。
2.「長野県に役立つ地域史資料100冊」の事業コンセプトとして
(1)原文を画像で提供する。
(2)翻刻文を入力する。(翻刻がないものについては、翻刻する)
(3)全ての史資料について解説を付す。
(4)全ての史資料について現代語訳を付す。
3.凡例について
  翻刻及び現代語訳についての凡例作成を部会長に依頼する。
4.事業対象史資料調査について
(1)学識者調査(ほぼ終了)
(2)県立長野図書館所蔵調査を行う。
(3)現在、市町村図書館所蔵調査も実施中
5.対象史資料の絞込みは次回専門部会において行う。
6.具体的な事業実施時期は5月連休後の見込み
  実施に当っては長野部会(北信)、上田部会(東信)及び松本部会(中南信)毎に、部会長を中
  心に熟達者一体で行う。予め実施対象の史資料冊数を割り振る。
7.翻刻文の入力はNPO上田図書館倶楽部に委託する。
8.所蔵(目録)情報、キーワード検索、索引検索等についても今後検討する。

                        (第2回専門部会 松本市文書館)

NPO長野県図書館等協働機構が平成25年2月26日に設立されました


このNPOは、長野県の公共図書館等に眠っている地域史資料の活用をめざして、「長野県地域史資料データベース構築・公開事業」推進のために、長野県図書館協会の傘下に、市民、学識者、熟達者、専門家、専門業者がこの事業に参画するための受け皿として設立したもので、県立長野図書館はじめ市町村の図書館や文書館等と協働して事業推進に当ります。

設立総会は多くの関係者が出席して県立長野図書館で開催され、定款、役員、事業計画、予算を決定し、事業推進体制が整えられました。

当日は、引き続き事業説明会・第1回専門部会が開催され、専門部会の組織を決め、事業対象候補の史資料調査について、事業のながれ、凡例作成、事務処理等について協議、検討しました。

この事業の進捗情況について、定期的に発信し記録として残していきますのでご覧ください。
(4/14 理事長)

                 (設立総会の様子 長野市民新聞社提供)